結婚相談所で婚活カウンセラーをしています。
結婚20年、3児の母ともちと申します。
私のところには、毎日たくさんの恋愛相談が寄せられてきます。
ここでは、婚活の進め方や交際中の悩み、また順調に成婚まで辿りついた事例など、婚活しているみなさんがどんな悩みを抱えて活動していたのか、その解決方法をご紹介していきます。
今回は結婚相手かどうか見極められないときのポイントを10選お伝えします
結婚相手を選ぶということは、人生の中では結構、重要な決断の一つになると思います。
しかし、どの相手が自分にとって最適かを見極めることは容易ではありません。
今回は、結婚相手を見極めるためのポイントを10個あげてみましたので参考になりましたら幸いです。
また10個すべてが当てはまっていないと結婚ができないというわけではありません。
むしろお互いパーフェクトは存在しないと思っておいた方がよいと思います。
もし当てはまっていない項目があれば、
そこは自分の中でクリアできることなのか、
妥協ができることなのか、
そこまで気にしないのか、
二人で話し合えることなのか…など自身で見極めていく必要があります。
共通の価値観と目標
まず1つ目は、共通の価値観と目標です。
とても重要な項目になるかと思いますが、結婚するお相手とは「共通の価値観や人生の目標を持つ」ことが重要です。
結婚をすれば、30年…40年と人生を共にします。
ですので、特に「価値観」に関しては長期的な関係を築くための基盤となります。
よく、お見合いや交際中のお断り理由で「価値観が合わなかったため」と言われたことはありませんか?
では、価値観が違うお相手とは、一般的にどのような方なのでしょうか。
価値観が違う相手
・お金の使い方の違い
例えば、片方は節約家だったり、片方は浪費家だったり。
また、片方は食より趣味にお金を使いたい性格だったり。
貯金が趣味の相手と、貯金はするけどお金は娯楽に使いたい、などでしょうか。
お金に対する価値観の違いは重要ですので、しっかりすり合わせをしましょう。
・人間関係の価値観
基本一人が好き。
友人とは浅く付き合いを望んでいる。
友達は100人でもそれ以上でもOK!ワイワイ楽しく過ごしたい!パーティー大好き!
上記のように、人間関係の付き合いに大きな差があると夫婦になったとき、どちらかにストレスがたまってしまうことがあるかもしれません。
・仕事についての価値観
生活できるだけの給料があって普通に暮らせれば満足な人もいれば、
昇格命!給料どんどん上げたいし、会社に人生捧げます!という考え方の二人ですと、価値観が合わないと感じることもあるかもしれませんね。
お付き合いをしている間に、しっかり二人で話をし、価値観が合致しているかどうかを確認していきましょう。
コミュニケーション
2つ目はコミュニケーションです。
コミュニケーションは結婚生活を円滑に進めるために必要不可欠です。
必ずしもコミュ力があるとかではなく、お相手とのコミュニケーションの相性が重要で、会話のフィーリング(リズム、間、速さ)などが合っているお相手とは会話もはずみ、楽しい時間を過ごすことができます。
もし、コミュニケーションが十分でない場合でも、長い時間一緒に過ごすことで、お互いが似てくる場合もありますので、改善が可能かどうかも見極める必要があります。
また、話す割合も大事で、片方ばかりが話してしまったりすると、もしお相手が聞き役が得意でなかった場合はストレスを感じてしまいます。逆に、話すより聞く方が好きなお相手であれば二人のフィーリングは合っているかと思います。
信頼関係と尊敬
結婚相手との信頼関係は、関係の基盤を築く上で非常に重要です。
お互いに信頼し合えるかどうかを確認していきましょう。
この信頼関係がないと、将来的な問題や困難に対処することが難しくなってしまいます。
では信頼関係と尊敬とはどのように築いていけばよいのでしょう。
一つ目に思い浮かぶこととしては、
・誠実さを持つことです。
誠実=信頼とも感じていて、お互いに噓をつかない、正直であり、隠し事はしないことが大切だと思います。
・約束を守る
これも大事ですね。小さな約束でもパートナーとの約束は守るようにお互いが意識しましょう。この人は必ず約束を守ってくれる!と相手に伝われば信頼関係を築けることができます。
・お互いをサポートしたり協力する
相手が困っていたり、困難な状況にあるときは、寄り添ってサポートをしたり、何か協力できることがないか伺ってみましょう。それを積み重ねることで相手を信頼し、また尊敬する存在になっていきます。
誠実さを持ち合わせ、約束を守り、サポートしあって協力することで、二人の信頼関係と尊敬を築いていきましょう!
経済的安定性
結婚するお相手が経済的に安定しているかどうかも見極めの重要なポイントです。
将来の生活や家族を支える上で、お相手の経済的な状況や、働き方を確認しましょう。
お金の不安や心配は精神的なストレスになりますので、結婚前には将来のマネープランを設計しておくことが重要です。
経済的な安定性があることは、=将来の不安やストレスを軽減することができます。
お互いの欠点や弱点を受け入れること
どんな人間でも、完璧で欠点のない人間は存在しません。
その上で、結婚生活では、お互いの欠点や弱点を受け入れることが重要です。
相手の欠点や弱点を理解し、そこを受け入れることができるかどうかを確認しましょう。
さらに、その弱点をお互いにサポートし合えるかどうかが、結婚生活の長続きのポイントです。
お互いの個別性を尊重する
結婚相手とは、お互いの個別性を尊重し合うことが重要です。
相手の個性や独自の趣味、興味を理解し、尊重することができるかどうかを確認しましょう。
また今までは興味がなかったことでも、お相手の趣味を一緒に楽しむことで、いつの間にか自分の趣味になっていく場合もあります。
お互いに自由な個別性を持ちながらも、寄り添う気持ちを忘れずに、絆を深めていくことが大切です。
協力関係
結婚生活では、お互いが協力し合うことが不可欠です。
日常生活や問題解決において、お互いが協力的であるかどうかを確認しましょう。
例えば、
・家事(掃除、洗濯)
・食事
・育児
生活の上で代表的なのは上記3点です。
奥様が専業主婦なのか、共働きなのか、また共働きでも、リモートが多かったり、勤務までの距離などによっても、役割の負担は様々です。
協力関係が築けるかどうかが、結婚生活の円滑さに大きく影響してきますので、しっかりすり合わせをしておきましょう。
将来のビジョン
結婚する相手とは、将来のビジョンや目標を共有し合うことが重要です。
結婚後の生活や家族計画、キャリアの目標など、将来のビジョンが一致しているかどうかを確認しましょう。
お互いが将来について共通の目標を持つことで、関係をより強固に築くことができます。
また子供についても、しっかりすり合わせる必要があります。
・子供は何人ほしいのか。
・もしくは二人だけの生活をしたいのか。
・もし授からなかった場合は不妊治療はするのか(また何歳までチャレンジするのか)
子供が授かった場合の教育観も話あっておく必要があります。
ある程度の勉強を必要とするのか、
またはしっかりとお受験をさせたいのか、自由にさせたいのか…などです。
相手家族との関係性
家族との関係性については、二人の家庭環境によるので、必ずしも必要ではないと感じますが、お相手のお家柄などによっては重要になってくることもありますので、お相手の家族との関係をよく観察し、将来的な問題を予測することが重要です。
また、関係性以外にも、両親の将来の介護についても話し合っておく必要はあります。
もし自分が長男、もしくは長女だった場合、介護が必要になった両親は、
・誰が面倒をみるのか
・同居をするのか
・施設に入居するのか
・その場合の資金はどうするのか
・親が用意してあるのか…など、35歳以上同士の結婚の場合は必ず1度は結婚前にすり合わせをしておきましょう。
愛情と尊敬
最後に、結婚相手とは、お互いに愛情と尊敬を持ち合うことが重要です。
お互いを愛し、尊敬し合うことで、結婚生活が豊かで充実したものになります。
相手に対する愛情と尊敬があるかどうかを確認しましょう。
10個の見極めポイントを選出してみましたがいかがでしょうか。
結婚するお相手とお話しをしていただき、すり合わないことがあればとことん話し合って、前向きに進められたらよいなと思います。
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